OSX では MacPorts や fink (現在は brew)などから簡単にインストールすることができますが、ここではあえて最新の FFMPEG のソースからビルドし、インストールを行う手順を記載しておきます。
Windows の場合は、インストールには cygwin/mingw に含まれる gcc や ar コマンド等が必要なので、そちらのインストールが必要になります(説明は省略)。
また、最新のソースを取得するために git コマンドをインストールしておくと便利です(GUI版があったり、cygwin/mingw の環境に含まれている場合があります)。
cygwin からのインストールはビルド時に失敗することが多いので、mingw からインストールすることをお勧めしておきます。
その他、必要となるライブラリ等(mingw ベース)
・MinGW/MSYS
・TDM's GCC/mingw32 Builds
・MSYS Base System
・nasm/yasm
・zlib/libbz2/libgsm
・libfaac/libfaad -> あれば便利という程度
・pthreads-win32
インストールコマンド手順(git のレポジトリ先は ffmpeg のサイトから):
configure のオプションには --enable-gpl/--enable-nonfree のチェックを付けていますが、商用のライブラリを作成する際には --disable-gpl/--disable-nonfree としたり GPL が含まれるライブラリを外したりして、LGPL とする工夫が必要になります。
mingw 環境での LGPL ビルド例
ライブラリが GPL か LGPL かどうかは configure 後に表示されますが、ビルド後以下のコマンドから商用には利用できないことを確認できます(GPL/LGPL の際には GPL のライセンス等が表示されます)。
ビルドや configure に失敗する場合には、手元の環境に必要なライブラリが含まれていなかったりする場合がありますので、その際には必要なライブラリを順次インストール後、再度 configure/ビルドを行う必要があります。
mingw 環境でのインストールメモ
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